FXトレード 為替見通し

北朝鮮に対しての警戒感もやわらぎ、今週に入ってからドルとポンドが買い戻され、円が売られています。ただ、資源通貨の豪ドルとNZドルが大きく買われているわけではないので、リスクオンと言うよりもリスクオフの巻き戻しと見ています。

今後の流れとしては
9/14 20:00 イギリス政策金利
9/14 21:30 アメリカ消費者物価指数
9/20 FOMC
9/23 ニュージーランド総選挙
9/24 ドイツ選挙
9/25週 アメリカ税制改革案概要発表
10/26 ECB理事会
を控えてドル買いの流れが継続するかに要注意です。

ドル見通し

ドルはユーロを中心にかなり売られています。少し買い戻されているもののドル売りの調整なのか反転なのかを見極めたいところです。

ドルの今後の流れを決める上で最も重要なのがFOMCと税制発表でしょう。FOMCでは利上げと経済見通し、税制発表はどのような落とし所になるかで、株価・為替ともに方向性が決まるでしょう。

あとはハリケーン被害の影響による経済指標悪化でのドル売りと保険金など実需でのドル買いのせめぎ合いです。

個人的にはドルが売られ過ぎていたのもあり、実需や税制への期待でしばらくは買い戻されると考えています。FOMCと税制発表が好感される内容であれば、ドル買いが本格的に進むでしょう。その場合はオーバーシュートしたところで反転のドル売りを狙いたいです。

円見通し

円は基本的には売られると見ています。リスク要因で買いが入るだけで下げたところを売っていこうと考えています。

 

ユーロ見通し

ユーロは基本的には買いで問題ないですが、スピード調整に入った様子です。どの程度まで調整するかを見極める展開です。10月のECB前には期待で買われる可能性が高いので、調整するのであれば9月から10月はじめにかけての調整かECB通過後に事実売りかのどちらかでしょう。

 

ポンド見通し

ポンドはEU離脱の下落から転換し、上昇トレンドに入ったとみています。急上昇したのと本格的な上昇トレンドなのかを見極めながら、深い押し目では買いを入れていきたいです。イギリス政策金利では事実売りが出そうなので、イベント通過後の動きを見ていきます。

  

まとめ

今の流れが本格的な流れなのかを見極めながら、ユーロ・ポンドの深い押しを待っていきます。北朝鮮問題も解決していないので、リスクを見て大きく円高になったら、売りをいれていきます。