FXトレード 為替投資分析

アメリカ税制改革案についての発表がありましたが、事前に織り込まれていたのか、発表後はあまり大きな動きになりませんでした。なんだか肩すかしを食らった気分です。29日に予定されていたドラギ総裁の講演もキャンセルされています。

 

今後のイベント

 9/28 カーニーBOE総裁発言
    アメリカGDP発表
 9/29 カーニーBOE総裁発言
 10/22 衆議院選挙
 10/26 ECB理事会

 

今朝にニュージーランド政策金利が発表され、事前予想通りの内容でした。今日は上記以外にも要人発言が続きます。発言で急な動きは意外な仕込場となるかもしれません。明日で週末・月末となるので、明日のクローズに向けての動きに注意し、終値を確認していきたいです。

 

各通貨分析

ドル見通し

税制改革案が発表されました。まずは好感されたととらえています。これからは具体的な内容や実現性などを確認していきます。事前期待でドル買いが進んだので、利益確定も出ている様子です。しばらくはドル買い目線です。

 

円見通し

本日、正式に衆議院解散となりました。「希望の党」に「民進党」が合流となり、10月22日の衆院選に向けてどれだけ勢力を伸ばすのかに注目が集まっています。日々動きがありそうなのでニュースに注意して、市場の反応を観察していきます。

選挙報道で北朝鮮関連の話題が減りましたが、北朝鮮リスクは何ら変わりないので、引き続き注意が必要です。

 

ユーロ見通し

29日予定のドラギ総裁講演がキャンセルされました。ドイツのショイブレ財務相が退任するニュースが飛び込んできました。ドイツ政治が変化していくのを実感します。ドイツはECBにテーパリング圧力をかけていましたが、新しい連立政権では圧力が弱まるのではないでしょうか。

 

ポンド見通し

カーニー総裁の発言を待ちます。11月利上げ期待が高まっているので、中期的にはポンド高になるでしょうが、インフレ対策の利上げなので利上げ後は急激なポンド安と見ています。EU離脱など課題が山積みなので、利上げ材料で上げきったところを売りたいと考えています。

 

各通貨ペア投資戦略

ドル円

押し目買い目線を継続です。113円台に入ってからは上値が重いです。過熱感もあるので、短期的にはショートもありかなと見ていますが、上昇圧力が衰えたとは思っていないので、もうしばらく様子を見て判断します。

 

ユーロドル

順調に調整が進んでいます。しかし、下値も堅く1.17を割りません。昨日の税制改革案発表で1.16前半に行くと思っていたので、どこでロングを仕込もうか再検討中です。